Q1 2026 EPS
$4.22
予想 ~$3.1 を大幅ビート
※要確認
※要確認
Forward P/E (FY2026E)
~10.6x
コンセンサス EPS $24.73 ベース
※要確認
※要確認
EV / EBITDA
8.9x
FY2025ベース ※要確認
PSX 12.8x, MPC 7.1x
PSX 12.8x, MPC 7.1x
四半期配当
$1.20
2026年3月より増額
ペイアウト67% ※要確認
ペイアウト67% ※要確認
株式消却(2014年来)
42%
発行済み株式数を12年で
4割強削減 ※要確認
4割強削減 ※要確認
01
業績推移 & マージン
EPS 年次推移(Non-GAAP調整後)
精製サイクルの振れ幅が如実に出る ※すべて要確認
クラックスプレッド(3-2-1)
Q1 2026 : ~$40/bbl ※要確認
前年比 +73% というスプレッドの急回復が、今回の大幅ビート決算の全てだ。イラン紛争に起因するエネルギーコスト上昇が追い風になった。
※数値要確認
02
競合比較
EV/EBITDA 比較
3社それぞれの事業構造の違いがバリュエーションに出る ※要確認
VLO — 8.9x
純粋精製のピュアプレイ。クラックスプレッドへの感応度が3社中最大。
MPC — 7.1x
MLPからの安定収益があり最も割安に見える。精製サイクル感応度はVLO並み。
PSX — 12.8x
化学品・中流事業への多角化でプレミアムが乗っている。精製への純粋な感応度は低い。
03
今後見る3指標
01
3-2-1 クラックスプレッド
VLOの収益に最もダイレクトに連動する指標。週次・月次でチェック。地政学リスクの動向が直結するため、ホルムズ情勢を同時にウォッチする。Q1は~$40/bbl・前年比+73% ※要確認
02
製油所稼働率
Q2 2026ガイダンスは92〜95% ※要確認。計画外のシャットダウンや稼働率の低下は業績に即影響する。四半期ガイダンスと実績の乖離を毎決算で確認。
03
株主還元 ペイアウト比率
目標は調整後営業CFの40〜50%。2025年通期還元額は$40億 ※要確認。2014年来で発行済み株式を42%消却。資本配分の規律が続くかどうかが長期保有の判断軸になる。
04
シナリオ分析
▲ Bull Case
マージン高止まりで、PER10〜12倍の上値余地
精製マージンが2026年を通じて高水準を維持し、FY2026 EPSがコンセンサス(~$24.73 ※要確認)に近い水準で着地。再生可能ディーゼル部門も黒字化に向かう。株式42%消却という構造的な1株価値の積み上げが続く。
今の株価水準でコンセンサス通りに稼げるなら、PER10〜12倍の上値余地がある。
今の株価水準でコンセンサス通りに稼げるなら、PER10〜12倍の上値余地がある。
▼ Bear Case
スプレッド縮小で2024年型低迷に逆戻り
地政学リスクが後退して原油供給懸念が和らぎ、クラックスプレッドが急縮小。2024〜2025年型の低収益環境が再来する。EPS2024実績は$8.58 ※要確認と、2023年ピークの3割水準まで落ちた過去がある。
精製サイクルのボトムでは赤字になる年もある会社だということは忘れてはいけない。
精製サイクルのボトムでは赤字になる年もある会社だということは忘れてはいけない。
05
リスク
高
クラックスプレッドの急縮小
地政学リスク後退・需要減でマージン急落。2024〜2025年型の低迷再来が最大リスク。VLOはマージン感応度が3社中最大のため影響も最大。
中
再生可能燃料の政策リスク
RINs・LCFSの価格変動や連邦・州の政策変更がDGD部門の収益に直撃する。45Z税額控除も2029年まで見込みだが政策変更リスクあり。
中
カリフォルニア規制の強化
ベニシア製油所は2026年4月閉鎖済み。ウィルミントンへの規制圧力が継続しており、カリフォルニア州での事業環境は引き続き厳しい方向。
中
グローバル精製能力の増加
中国・中東の新規精製能力追加がマージン縮小圧力になる可能性。2026年の新規能力追加は80万bbl/日未満の見通しだが要ウォッチ。※要確認
低
輸送燃料需要の長期構造変化
EV普及・燃費規制強化による需要減退は20〜30年単位のリスク。現在は限定的だが、保有期間が長くなるほど考慮が必要になる。
スタンス
VLOは精製マージンの動きに最も素直に連動する銘柄で、今のマージン環境が続く限りはバリュエーション的に割安感がある。ただし「いつクラックスプレッドが縮むか」は本当に読めないので、フルポジションで持ち続けるより、マージン環境をウォッチしながらサイズをコントロールするほうが向いている銘柄だと思っている。